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2006/05/31//Wed * 00:49
●○誰も知らない

誰も知らない 誰も知らない
柳楽優弥 (2005/03/11)
バンダイビジュアル

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生活がどんどん切り詰められ、追い詰められてゆくなかで、
子供たちの生きる姿がありのままに描かれている。
それも単なる悲劇ではなく、つねに幸福とユーモアがそこにある作品。
話の流れも、現実とはうらはらにどこかゆっくりとしている。
それが逆に、それこそが彼らの生活していた
「ありのままの時間」なのだと、かえって現実感を伴わせる。
監督が細かい台詞は決めずに役者たちにまかせたと言うだけあって、
たわいもない内容のおしゃべり、私たちが子供時代に経験したそのままのような場面がいくつもある。
すべては無駄ではなく、自然な演技に惹きこまれる。
主役・柳楽優弥の表現がとてもよかった。
顔の表情のちょっとした動きで、幸福、苛立ち、悲しみなどを実によく描き出していた。
この映画は、実際に起きた事件をモチーフにしているらしい。大きな事件だけれども、
映画を撮るにあたりいかにして事件性から離れさせるかという点で監督は悩んだという。
その点は大いに成功している。
母親も決して悪人という描かれ方はしていないし、
何より当事者である子供たちが、巡る季節の中で、さまざまな人と出会い、
追いついたり取り残されたりして生きている「日常」が、生き生きと映し出されているのである。
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