--/--/--//-- * --:--
●○スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



2006/06/26//Mon * 18:32
●○人のセックスを笑うな

人のセックスを笑うな 人のセックスを笑うな
山崎 ナオコーラ (2004/11/20)
河出書房新社

この商品の詳細を見る


 とても分かりやすくて、どこかそっけなくて、そしてひそかに熱い。

私はこういう文章が大好きだ。
まわりくどい描写は一切ない。いたってシンプル。
なのに情景がこんなにも目に浮かんでくるのはなぜだろう。

時々、小説を読んでいて思うことがある。
主人公の年齢のわりに妙に悟っていたりとか、大人びたことを語ったりだとか。
若い新人作家の作品に多いように思う。
私は作家ではないので詳しいことは言えない。
しかし、作家が思っていることをあまりに主人公に言わせすぎてしまうところが
あるのではないだろうか。もちろん、良し悪しは別だが。

この本の主人公は19歳の少年だ。一人称は「オレ」。
最後まで気どることなく書きすすむ。
いい言葉を連ねよう、だとか深みを生み出そう、だとかいう意図が
この本からはまったく感じられない。
ただたださりげない。それが、かえって生きている。
さりげなくて、魅力的。それは、この本全体にもすべての登場人物にも言えることだ。
私はとりわけユリが好きだ。ユリの行動様式にはとても共感できるところがある。
私はユリに似ていると思う。
スポンサーサイト


[TOP]
copyright (C) 2006 呟き、緑茶を片手に/// all rights reserved. [ template by *mami ]
//
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。