--/--/--//-- * --:--
●○スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



2006/06/26//Mon * 17:53
●○嫌われ松子の一生

嫌われ松子の一生 通常版 嫌われ松子の一生 通常版
中谷美紀 (2006/11/17)
アミューズソフトエンタテインメント

この商品の詳細を見る


タイトルどおり、嫌われ者の人生かと思いきやそうではありません。
嫌われ者というよりはやはり不幸続きの者といった感じでしょうか。
タイトルとしてはこれでインパクト大なのでいいと思いますが、少しギャップがありました。

前半はわりとコミカルに進んでいきます。
テンポも良く、だらだらした印象がまるでないです。
少しの不運にこちらもクスッと笑ってしまうところがあります。
後半は雰囲気が変わったようで、テンポのよさは失われ
情緒的なシーンが数多くなります。なので時間をかけて描かれる場面も出てきて、
前半と比べるとどうしても減速しているような印象が否めなかった。

気になったのは劇団ひとりの演技です。
一人だけちょっと演じ方があからさまに違っていたので、
「え、そういうふうに見たほうがいいのかな?この映画は」と
戸惑ってしまいました。決してヘタというわけではないのですが
わざと演じているように見せるというのか、ともかく彼の芝居だけ少し浮いていました。
いろいろな要素が詰まった映画ってことで、それも面白いのかもしれないですが少し気になりました。

外見もいよいよみずぼらしくなった頃には、
観ている側ももはやどこがどうしてこんなふうになってしまったのか
思い出せないほど彼女の人生は不幸続きでした。
ただ、彼女自身はそれでも不幸と思い込むことは最後までなかったようです。
むしろ彼女の最期の描かれ方はまるでそこに春が来たかのように明るく描かれていました。
観る側にとっては、さんざんな松子の一生を追ってきた後の死ですから
あれくらいポジティブに描かれないと、きっと落ち込んでしまいます。。
それでなくても見終わったあとは自分も不幸になりそうな気に苛まれる映画でした。

ところでホーム・チームの与座はいったいどこに出てたんでしょうか?

あと、“嫌われ松子”ってそれだけでも十分なキーワードなんですけど
その松子に“ヘン顔”と“唄”というさらなる特徴を与えたのは大正解だったと思います。
ただ嫌われて終わるだけの人生でなく、それによってふくらみが出てます。
途中、美容師を目指すのもいいです。
目指して、恋人に失恋したから夢も終わりではなく、
最期の直前のシーンでまた出てくることによって、
松子の心にずっと美容師というものが存在していたのだと知ることが出来ます。

唄の出てくるシーンは古き良き時代のアメリカのミュージカルもどきのような部分もあって、
雨に唄えばのようにリズミカルなところもあります。
靴あそびのリズムのところなんてすごく素敵なシーンです。
現代の日本人でもこういうの創れるんだな、と妙に感心しました。

かなり色々詰め込んでいるのに芯がしっかり通った映画でした。
 
スポンサーサイト


[TOP]
copyright (C) 2006 呟き、緑茶を片手に/// all rights reserved. [ template by *mami ]
//
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。