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2006/05/31//Wed * 01:09
●○かまち

かまち かまち
谷内伸也 (2004/08/18)
ポニーキャニオン

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ご存知、山田かまちの生涯をモデルにした映画。
第一の感想は、正直期待していたほどではなかった。
かまちを直接知る人以外の人にとっては、かまちはその絵や詩という作品のなかで生きつづける存在だ。
だから実際の彼がどんな風だったかは知らず、興味をひかれる。
で、その結果観た映画がこれ。なんだか、がっかりさせられる。
もちろんこの映画に真実味をそれほど求めるわけではないけれど、でもやはり“演じてます”的な感じには
テンションが下がった。ファッションはけっこうよかった。画としての見た目も悪くはなかった。

やっぱり演技の面だ。主演はもう少し選んだほうがよかったんじゃないか・・・。
外見は、役にぴったりだと思うけれど。
下手に感情を入れろとは言わないが、あまりに棒読みだと引いてしまう。
ただしオープニングに限っては良かった。あれは台詞ではないし、観る側によって受け取り方は
さまざまだから、あのくらいで丁度よかった。

あと、脚本の問題になってくるのかもしれないけれど、ストーリーの構成に曖昧さを感じた。かまちの生きていた時代と現代とを交差させて描いていながら、中途半端におわっている。
2つの時代のあいだで変わったもの・変わらないもの・それからかまちの残したもの、などが描きたかったのかなぁ・・という感じは受けたが、対比も融合もいまいちパッとしなかった。
もう少しメリハリが欲しかった。

それから、1箇所、どうも腑におちないところがあった。それはかまちの死の描き方。
死ぬ瞬間がまったく描かれていない。いきなり死んでいる。で、死んだかまちを前に母親が泣いている。
でも母親も、友人も、あまり悲しそうにみえない。泣いたり叫んだりしている割には、いまいち死んだという実感が伝わってこない。
もう、死を淡々と扱いたいのか、そこは感情を揺さぶりたいのか、どっちつかずでわからない。
熱演とは裏腹に、不自然さにこちらは冷めてしまうというか・・。

とにかく、曖昧で、濃さのない映画。出演者のファンが観るにはいいけれど、かまち好きには微妙かも。
最初のオープニングのところだけで充分。
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