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2008/03/15//Sat * 23:53
●○魔法にかけられて

魔法にかけられて オリジナル・サウンドトラック魔法にかけられて オリジナル・サウンドトラック
(2008/03/05)
サントラ、ジェームズ・マースデン 他

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お城で育ったお姫様ジゼルが突然NYに。
一般市民が"魔法にかけられて"お姫様になるのではなく
お姫様が"魔法にかけられて"一般の生活へ。
ありきたりの展開と逆パターンですが心は醒めることなく
むしろ魔法にかかったようにときめいてゆくのです。

Enchangedというタイトルをこう訳したのもロマンチックだと思いました。
変わったのは環境もそうですがジゼルの価値観もですよね。

ジゼルのキャラクター性は豊かに、とても魅力的に描かれていました。
演技もすばらしく、登場シーンから釘付けになってしまいました。
戸惑いやよろこびの表現の仕方、舞台風の演技。
とても素直な人間性ゆえの反応であり
その素直さが忠実に軸としてあったので、
あんなに大きな演技をしても抵抗感がない。

怒りという感情を覚えたことを知るシーン。
そこで豊かな感情を知り、人間らしさ、複雑さを知り、
人を愛するという事に気付いた。
その瞬間のジゼルはお姫様を通り越して魅力的な女性でした。

素晴らしいと思ったのは、世間を知り複雑な感情を知っても
お姫様あがりだという背景がずっとキープできていたジゼル役の演技なのです。
お姫様の演技って本当に難しいと思います。
だってあそこまでメルヘンな生活体験していたら役者にならないでしょう。
それを登場にはじまり終盤価値観が入れ交じるダンスシーンまで
見事に背景がキープされてて、本当に凄いと思いました。

完全にジゼルが主人公なのでいいのですが、
比較すると王子様のキャラクターがいかにも安直で
しかもなぜ3枚目なのか分かりませんでした。
せめて外見は2枚目のほうがよかったんじゃないか・・?
疑問が残りました。
衣装も着替えなしだし、ちょっと手抜きしすぎなのではと思いました。

リスは名演技。
客席の笑いをしっかり取っていました。
リス含め、全体的に舞台調子で歯切れよかったです。
ハラハラさせるところもダークな雰囲気には持って行かず、
最後まで楽しめるファンタジーという意味ではテーマパークを体験しているようでした。

一般市民の世界とお城の世界の価値観の融合は
これまでになかった新しいファンタジーの提案で、
切り口として面白いです。
セレブな気分に浸りたいただのプリンセスものとは違って
今の時代に合うんじゃないかな、こりゃヒットするわーと何となく思いました。
ジゼルがとにかく素晴らしいので最後まで映画を引っ張ってくし。

長くなりましたが、最後はハッピーエンド。
個人的には100%ハッピーエンドではなかったです。
ジゼルが多面的に描かれているからこそ、
王子様とナンシーの失恋も痛みを伴ってしまい
単純な終わり方は腑に落ちない面もありました。
完全なファンタジーの世界ならば疑問を持つことはないが
こうして人間ドラマを取り入れてしまったがゆえに
痛みを無視することができなくなってしまいました。
一言でいえばジゼル&パパと他のキャラクターとの描き方の差が大きい。

また、全体的にとても面白かったが
面白かったというのが印象から来る面が多く、
映画であるが故に印象が薄れやすいのがとても残念。
この作品ならスクリーンでなく舞台で観たほうが後の心に残る。
映画だというのが惜しい。すぐに忘れ去られてしまう。
舞台で魅了したら簡単には忘れ去られないのに。


・期待に対する満足度
・また観たい度
・お勧め度
------------------------------
勝手に採点
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